本の特送便 梅書房 > > 道徳性の教育をどう進めるか
9784406059060 道徳性の教育をどう進めるか | ||
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個人の道徳性と社会的正義を結んで考える。 |
道徳の「教科化」―問題はどこにあるか 第1部 道徳の「教科化」批判(安倍教育改革の道徳観と人間像―今、道徳教育をいかに進めるか 「教科化」の問題点と道徳教育のあり方―道徳性の教育の場はどこにあるか) 第2部 憲法・平和・人権・民主主義と道徳性(教育の場に民主主義を取り戻し「人間」を回復する 平和という道徳性の実現をこそ―子どもの暴力の世界を組み替える力としてのコミュニケーション 憲法を子ども・若者の希望とするために―憲法が保障する二つの平和的生存権) 第3部 道徳性を育てる方法を考える(道徳の「教科化」と「徳目化」について 人間としての思いを共感・応答し合える関係性の回復―道徳性を担うことができる道徳主体の形成 シティズンシップ教育と道徳教育―新自由主義社会へ同化させるシティズンシップ教育を超える 現代のいじめと子ども・学生―人間の共同性を人間的に生きられない苦悩としてのいじめ 大学生のいじめ体験を考える―心と体にしみこんだこの理不尽な体験をどう意味化するか) 私達の直面する道徳性形成の歴史的課題 |
「道徳の教科化」の狙いと弊害を告発、現代社会を照射しつつ、道徳性とは何か、子どもにそれを育むには何が必要かを骨太に問う。 |