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9784406060547 ハンセン病児問題史研究 | ||
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子どもたちにとっての「強制隔離・終生収容」。先駆的研究の集大成。 |
第1部 研究編(総論・ハンセン病療養所における子どもたちの生活・教育・人権の歩み 多磨全生園の文集『呼子鳥』にみる病児たちの意識 栗生楽泉園の『高原』誌にみる病児たちの意識 長島愛生園の病児たちの意識―“愛生人”構想からみた『望ヶ丘の子供たち』(一九四一年)の検討 韓国におけるハンセン病回復者「定着村」の「未感染児」に対する共学拒否事件―一九六〇年代の慶尚道と首都ソウルを中心に ハンセン病児問題史の学習・研究の歩み) 第2部 証言編(多磨全生園について 栗生楽泉園について 長島愛生園について 沖縄愛楽園における「患者補助教師」としての歩み(聴き書き)) 第3部 資料編 |
療養所の子どもたちは「治療」や教育を含めどんな状態に置かれ、何を思い、生きたのか。未解明部分の多い領域に先駆的に迫った労作。 |