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本の特送便 梅書房 > 人を襲うクマ 遭遇事例とその生態
9784635230070 人を襲うクマ 遭遇事例とその生態 新製品 うれすじ
人を襲うクマ 遭遇事例とその生態
¥1,728   在庫有り
羽根田治/著
山と溪谷社
2017年10月
教養/ノンフィクション

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【内容】

1970年7月、日高・カムイエクウチカウシ山で起きた悲惨なヒグマ事故を教訓にして、最近、増え続けるクマの事故を検証し、未然に防ぐ方策に迫る―。

【目次】

第1章 日高・カムイエクウチカウシ山のヒグマ襲撃事故

第2章 インタビュー 地元猟師が語る、秩父のクマの今

第3章 近年のクマ襲撃事故
  雪山に出没したクマ(上越国境・仙ノ倉山)
  畳平駐車場襲撃事故(北アルプス・乗鞍岳)
  休日の山頂付近に現われたクマ(奥多摩・川苔山)
  子連れグマ襲撃事故(滋賀・高島トレイル)
  山菜取りの連続襲撃事故(秋田県鹿角市の山林)
  里山に出没したクマ(奥武蔵・笠山))

第4章 クマの生態と遭遇時の対処法
  ツキノワグマとヒグマの生態
  最近のクマの出没と事故
  人身事故増加の背景
  クマとの付き合い

【おすすめ】

福岡大学ワンダーフォーゲル部のヒグマ襲撃事故の検証を筆頭に、最近のクマとの遭遇被害の事例を追い、専門家による生態解説など含め、クマ遭遇被害の実態を詳細に明かす。

1970年7月、日高のカムイエクウチカウシ山で登山をしていた福岡大学ワンダーフォーゲル部5人は、九ノ沢カールで幕営中、突然、ヒグマに襲われた。近くにいた他大学の山岳部員に救助を求めるが、クマの執拗な攻撃に遭い、結局3名が亡くなった。ザックを取りに戻らない、背中を見せて逃げてはいけない、等、幾つかの教訓を残し、当時大きな話題になった。
本事故に関する報告書は残っているが、書籍化されないまま、50年近くもの間に事件そのものが風化してしまった。

最近クマの出没が各地で相次ぎ、クマの襲撃による被害も頻発しているので、悲惨な本事故をしっかり検証しつつ、最近の事例、専門家による生態解説など、クマの脅威と遭遇被害の実態に迫った。