本の特送便 梅書房 > > 対話でつくる教科外の体育
9784761923716 対話でつくる教科外の体育 | ||
¥2,052 | ||
|
||
お問合せ・ご注文 口コミを見る(0) |
【内容】 学校の体育・スポーツ活動を、教育課程、課外活動・部活動、そして生活へとつなぐ見方・考えかたから改めて学び直し、日々の指導を変えていきましょう。 |
【目次】 はじめに 第1章 教科外体育と運動部活動は何のためにあるのか/神谷 拓 1 教科外体育、運動部活動とは何か 2 教科外体育と運動部活動の実践課題とは―学習指導要領の変遷から― 3 授業と教科外活動(教科外体育)の固有性 4 授業と教科外活動(教科外体育)の共通性 5 授業、教科外活動(教科外体育)、課外活動(運動部活動)の関連性 6 学校体育でのスポーツの主人公を形成しようとしてきた歴史 7 教科体育、教科外体育、課外体育の構造的理解 ◆コラム1 部活動を一人歩きさせないための優先順位/星野 実 第2章 体育行事の指導 1 体育行事の歴史/玉腰和典 (1)教育課程における体育行事の位置づけ (2)運動会の萌芽期 (3)戦中期の運動会―軍国管理下の運動会へ― (4)児童中心の体育行事の展開 (5)学校管理下の体育行事への転換 (6)体育行事の課題 2 体育行事(運動会)を指導する原理/神谷 拓 (1)運動会指導の目標 (2)運動会における自治内容 (3)運動会における自治内容の指導 (4)テーマに基づく自治の指導 3 子どもの願いをはぐくむ体育行事(体育祭)の指導/矢部英寿 (1)私の問題意識 (2)教育現場における体育祭の位置づけと目的 (3)子どもたちのもつ願いや思いとは? (4)体育祭に関わる組織の作り方(体育祭実行委員会) (5)実行委員会で行うこと (6)応援に関するルール (7)競技種目、ルールについて ◆コラム2 組体操問題の語り方/神谷 拓 第3章 児童会・生徒会を通したスポーツの振興 1 教育課程における児童会・生徒会活動の位置づけ/久保田治助 (1)児童会・生徒会活動の問題の所在 (2)戦前の児童会・生徒会と戦後の「逆コース」 (3)学校外における交流や活動の禁止 (4)「子どもの権利」とゼロ・トレランス (5)18歳選挙権・主権者教育への対応 (6)児童会・生徒会の構成組織 (7)児童会・生徒会活動の今後の課題 2 生徒会・体育委員会によるスポーツ活動の考え方/中西 匠 (1)問題提起―なぜ「第二サッカー・クラブ」は続かなかったのか― (2)生徒の要求と生徒会活動 (3)委員会活動の役割―「有志の活動」を支える― (4)生徒会・委員会によるスポーツ活動の具体像 (5)生徒会・体育委員会によるスポーツ活動の教育価値 (6)生徒会・体育委員会によるスポーツ活動の実践課題 (7)おわりに 3 生徒会活動による自由時のスポーツ活動の振興/小山吉明 (1)自由時のスポーツ活動の必要性 (2)時間、場所、費用をどう確保するか (3)生徒会として決めること、守ること (4)体育委員会によるスポーツクラブの運営 ◆コラム3 自治を育てる生徒会活動と部活動/星野 実 第4章 学級活動・ホームルーム活動と体育・スポーツ 1 学級活動・ホームルーム活動と体育・スポーツ/伊藤嘉人 (1)学級活動・ホームルーム活動とは何か (2)特別活動の成立と学級活動・ホームルーム活動 (3)特設「道徳」と学級活動・ホームルーム活動 (4)学級会活動と学級指導 (5)「学級活動」の新設―適応とガイダンスの推進― (6)学級活動・ホームルーム活動と体育―「これまで」と「これから」― 2 学級の生活と体育指導の関係/石田智巳 (1)戦後における生活綴方実践の背景 (2)綴り方と生活綴方 (3)生活綴方を用いた体育 (4)今日における綴方実践の考え方1―体育以前の現実や願いを知る (5)今日における綴方実践の考え方2―体育授業に関わる思いや願いを出させる (6)今日における綴方実践の考え方3―体育と生活の関わり (7)今日における綴方実践の考え方4―運動学習におけるズレや矛盾を解決する (8)生活綴方を用いた体育授業の課題 3 学級の生活と体育の授業をつなぐ実践/制野俊弘 (1)「学級づくり」と体育の「学習集団づくり」 (2)小学校と中学・高等学校の違い (3)「できる」「わかる」の追求と学級づくり―江島隆二の実践 (4)「うまくなることの意味」と学級づくり―矢部智江子の実践 (5)綴り方と体育の授業―中学校における私の実践 (6)今こそ学級生活と体育授業の関連性を ◆コラム4 学級のスポーツ大会も三層構造で/大谷 澪 第5章 部活動の指導 1 運動部活動と教育制度/神谷 拓 (1)課外活動とは何か (2)学習指導要領と部活動の関係 (3)指導要録上の部活動の評価 (4)課外活動の部活動に問われていること 2 運動部活動指導の原理/神谷 拓 (1)運動部活動指導の目的 (2)運動部活動指導の目標 (3)運動部活動における自治内容 (4)運動部活動指導の方法 (5)運動部活動指導の評価 (6)運動部活動の「自治」の励まし方 3 運動部活動の実践/堀江なつ子 (1)私の問題意識 (2)はじめの一歩―剣道部をクラブに― (3)個性とは何か? (4)どのように「勝つ」のか? (5)剣道部のネーミングを考える―願いを言葉にする― (6)自治集団活動に向けた管理権の委託と共有 (7)二歩目を踏み出す―神谷モデルの改良― (8)テーマが活動の道標 おわりに |
【おすすめ】 部活や運動会、組体操など「教科外体育」指導の基本書。本書では、学級活動・ホームルーム活動、学校行事、生徒会活動と関連づけた体育・スポーツ指導のことを「教科外体育」と名付け、その基本的な指導について解説する。 |