本の特送便 梅書房 > 絵本/4歳以上読み聞かせ > 桃太郎が語る桃太郎
9784771110229 桃太郎が語る桃太郎 | ||
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【内容】 ぼくは鬼がこわいと思いました。「主人公目線」で語る昔話。 |
【おすすめ】 「昔々あるところに…」でおなじみのスタンダードな昔話は決まって3人称、いわゆる「天の声」でえがかれています。3人称から1人称へ。客観から主観へ。 もしあの童話の主人公が自らの口で語ったら。その額にカメラがついていたら――「1人称童話」はそんな発想のちょっと変わった絵本です。 えがかれるのは、3人称のナレーションでは語られない、主人公の「たとえば」の胸の内。 他者である主人公の視点から物語を体験する1人称童話は「まなざしと気持ちの絵本」といえるのかもしれません。 「もしきみが桃太郎なら?」本の最後には、そんな問いかけが待っています。 この本の大きな楽しみのひとつは読んだ後にあります。お子さま自身が「もし自分なら」を考える。 たとえば旅立つとき、鬼と向き合ったとき、自分ならどんな気持ちになるだろう。 もちろん正解はありません。 物語の中にその身を置いて、そこに現れる「心」や「行動」を自由に想像してみる。 それ自体がお子さまにとって新鮮な体験となることと思います。 まずは「桃太郎」から。以降「シンデレラ」「浦島太郎」へ。 ひとつの物語がお子さまの豊かな滋養となりますように。 |