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フィンランド育ちと暮らしのダイアリー
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¥1,944
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【内容】 「日本とフィンランド、子育てするならどちらがいい?」 とてもひと言では答えられません。ただ、フィンランドでの子育てに、私は非常に満足しています。ここで生きていることが心地よく、ここで子どもを育てることに安心を覚え、自分たち家族が社会に支えられていることを感じながら、私は確かに生活しています。この本は、そんな私の日々の暮らしのなかでの記録です。私の綴るエピソード一つひとつの背景にあるフィンランド社会の仕組みや歴史を高橋睦子先生が専門的に解説してくださっています。 「世界でトップレベルの学力の要因は?」 フィンランドの教育の強さの根本にあるものは、なんと言っても、「教育の平等性」です。教育政策では、すべての子どもたちに教育を受ける平等な機会を提供することを原則としています。就学前教育、基礎教育、後期中等教育を通して、授業料や給食費は一切かかりません。特にすべての6 歳児を対象とした就学前教育、義務教育においては、教科書や教材、文具や筆記用具なども、無料で提供されます。 |
【目次】 1 育ちゆく日々 保障される息子たちの日本語学習 曜日によって異なる学校の始業時刻 15歳!人生初の職業体験 仮装で楽しむ春のお祭りヴァップ ほか 2 仕事と暮らし 市民のリビング 図書館 サンタの国 フィンランド 私の新しい仕事 学習支援員 夏の家族旅行 日本への帰国 ほか 3 解説―フィンランドの現在、過去そして、これから 社会制度 文化・言語・共生 |
【おすすめ】 フィンランドに暮らす著者が、子育てや異国で働く日々を綴る。学力のみが注目されるが、教育機会の平等など、日本社会を照らし出す。 |