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本の特送便 梅書房 > 不寛容な時代のポピュリズム
9784791769940 不寛容な時代のポピュリズム
不寛容な時代のポピュリズム
¥1,836   在庫有り
森達也/著
青土社
2017年6月
教養/ノンフィクション/オピニオン

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【内容】

なぜ社会はこれほどまでに感情的になったのか。フェイクが蔓延する時代に、各々は何を考え、どう行動すればいいのか。安保法制、選挙、東日本大震災から佐村河内氏に密着し話題を呼んだ『FAKE』、さらには大相撲からプロレスまで、多様なジャンルの出来事に裏の裏から斬りこみ、集団化がすすむ社会を真正面から活写したドキュメンタリー。

【目次】

第一部 ポピュリズム時代のヒール&ヒーロー
 二大政党制によって加速されるこの国のポピュリズム
 大相撲夏場所、青い龍のマスクの力士が乱入⁉
 ヒールを排除するこの国の世相
 新日本プロレスに寄せて
 正義を掲げ追い込んだ先に
 捏造ではない。本当にあった日本兵の食人行為
 間違ってはいけない。信仰は無慈悲で残虐、アンフェアだ
 最優先すべきは命だ
 偽りの「治安悪化幻想」を理由に、国の形が変わろうとしている。
 「対テロ」多様な視点示せ
 ムハンマドを揶揄、中傷することは表現の自由なのか
 自発的プロパガンダの連鎖を斬って
 ライク・ア・ローリング・ストーン

第二部 私的ドキュメンタリー史
 ドキュメンタリーの地平
 傷は残り、時おり疼く
 後ろめたさが視界を変える
 報道の現場に希望への意思は生まれたか
 中間色の現実(リアル)のために

第三部 「虚飾」のなかの真実/「真実」のなかの虚飾
 関サバと岬サバは何が違うのか
 一〇〇円ショップと一〇〇円で一点の不思議な磁力
 教えてください。ツイッターって何ですか?
 放送の公共性という大いなる幻影
 ドキュメンタリストが守るべき最後のルール
 死刑の存廃 揺れてもいい
 増殖を続けるアレフの信者数、そのからくりとは?

第四部 過剰な「安全」神話のなかで
 ギョーザ事件の隠された真相に迫る
 警戒信号が発動するとき
 地下鉄サリン事件、判決を覆すかもしれない一通の手紙
 地下鉄サリン事件がテロだったと誰が断言できるのか?
 平田信初公判の日の夜に思ったこと
 「事件」の特異性と普遍性を見つめて
 九条の国、誇り高き痩せ我慢
 我々は加害者の末裔である
 戦争は自衛の暴走で始まる
 もう投票しなくていい
 「絶望しない国」で生きる、ということ
 まだ絶望していないあなたへ
 最後の希望は未来の絶望

あとがき——究極の集団化への欲動
初出一覧