本の特送便 梅書房 > > はじめよう!障害理解教育
9784810066715 はじめよう!障害理解教育 | ||
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【内容】 幼稚園・小学校・中学校、障害種別の35の実践例。子どもの年齢や障害理解の深まりにあわせた授業の進め方がわかる。知識や方法を具体的に伝えることで、交流の中で無理なく理解を深める。教師の望ましくない対応や不適切な指導方法がわかる。 |
【目次】 第1部 理論編 1 障害理解教育とは 1 障害理解とは何か 2 障害理解教育の目的 3 障害理解とヒューマニズム 4 障害理解と障害者理解 5 障害理解と障害者が求める理解 2 障害理解の発達段階 表 障害理解の発達段階 3 障害者に対する偏見や誤解はなぜ生まれるのか 1 障害者に対する偏見や誤解 2 偏見や誤解が生じる原因 4 不適切な障害理解を生じさせる教育や活動の例 1 障害者の苦労・苦悩の強調 2 美談仕立てのストーリー 3 取り上げる障害者の偏り 4 教科書・副読本における内容の偏り 5 安易なシミュレーション体験の実施 6 盲導犬,点字,手話,車いすの学習の仕方 7 不適切な内容の障害者の講話 8 評価を意識して子どもたちが本音を言えない 9 「同情してはいけない」「障害がある人もない人も同じだ」と説く 第2部 1 身体障害に関する理解教育 1 身体障害の基礎知識 2 身体障害に関する理解教育の段階 (幼児向き) 1 世の中には自分とは違う特徴のあるさまざまな人がいる 2 障害者は工夫や支援があれば自分たちと変わらない生活が送れる 3 よい子にしていることと障害は関係がない ―障害の永続性― (小学校低学年向き) 4 見えなくても,わかることがたくさんある 5 盲導犬とその使用者 6 手話とその使用者 7 車いすとその使用者 8 音声に頼らずに情報を得るための方法 9 車いす使用者は障害物や段差に困る (小学校高学年向き) 10 点字の触読体験 11 聴覚障害者とどのように話をすればよいのか 12 後ろから声をかけられたり,耳元で大きな声を出されると困る 13 自分たちが生活する町の中のバリアと工夫 14 視覚障害者のための生活上の工夫 15 肢体不自由のある人が日常生活で行っている工夫 (中学生向き) 16 点字ブロック上の障害物 17 みんなが話している内容がわからないと疎外感がある 18 視覚障害者の手引きの仕方 19 車いす使用者に対する介助方法 20 障害のある人と共に生きるために 21 障害者は社会参加を阻まれることがある 2 発達障害・知的障害に関する理解 1 発達障害の基礎知識 2 発達障害に関する理解教育の段階 (幼児向き) 22 個別のケースの理解① すぐに叩いたりかみついたりする子ども 23 個別のケースの理解② 保育室から無断で出て行ってしまう子ども 24 個別のケースの理解③ こだわりの強い子ども (小学校低学年向き) 25 ゆっくり成長する人がいる 26 どうすれば相手に伝わるのかな? 27 がんばってもうまくいかないことを責められると悲しい 28 どうして同じようにできないの? (小学校高学年向き) 29 注意を集中することが苦手な子 30 交流で困ることとその解決法 31 刺激のとらえ方が違う人への接し方や配慮 (中学校向き) 32 知的障害のある人のためのバリアフリー 33 発達障害ってどういうこと? 34 知的障害のある人と共に生きる 35 発達障害のある人と共に生きる |
【おすすめ】 共生社会を築くために,何を,いつ,どこまで教えるか。 障害理解教育では,スローガンではなく,障害や障害者との接し方についての知識を具体的に学びます。 また,子どもの認識を歪めてしまう,不適切な教育や日常のかかわりに警鐘を鳴らします。 幼稚園,小学校,中学校での障害種別の35の具体的実践例。 |