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本の特送便 梅書房 > 日本とアジアをつなぐ 法整備支援のすすめ
9784845115099 日本とアジアをつなぐ 法整備支援のすすめ
日本とアジアをつなぐ 法整備支援のすすめ
¥1,512   在庫有り
鮎京正訓/著
出版社名 旬報社
出版年月 2017年7月
頁数・縦 159P 20cm

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【内容】

一九九〇年代から、日本政府は、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー、モンゴル、ウズベキスタンなどアジアの開発途上国に対して法整備支援をしてきました。しかし、これらの国々の多くは、植民地支配を受けたり、社会主義体制や軍事政権の経験を持ってきましたので、それらの法体制の原理を知らなければなりません。また、法整備支援をおこなうためには、各国の法律家と付き合わなければなりません。法整備支援にかかわる必要な知識は何か、いっしょに考えてみましょう。

【目次】

はじめに

序章 法整備支援をつうじてアジアにかかわるということ
 1 かかわり方は多様
    政府による支援
    NPO独自の取り組み
    学生が個人として
    異彩を放つ大学の法教育支援
 2 なぜ法整備支援にかかわるようになったのか
    アジアへの関心
    社会派弁論部へ
    末川博著『彼の歩んだ道』の影響
    ベトナム戦争への関心からベトナム法研究へ
    現実の法律問題にかかわる
    そして法整備支援へ
    「雨ニモマケズ……」

第一章 アジア開発途上国の法律家たちとの出会い
 1 社会主義的法治国家の国―ベトナム
 2 法律家がいなくなった国―カンボジア
 3 伝統的な社会主義の国―ラオス
 4 軍政から民政への国―ミャンマー
 5 ソ連から独立した国―ウズベキスタン
 6 一九二四年から社会主義だった国―モンゴル

第二章 アジアの国々の法はどのような構造をもっているか
 1 日本におけるアジア諸国の法制度研究
    日本の法制度はどのように形成されてきたのか
    アジア法への関心の低さと戦争目的の法研究
    戦後のアジア法研究とアジア経済研究所
 2 体制転換と法―法整備支援は、ここから始まった
 3 ベトナムの社会と法
    律令制の導入と伝統法―中国法の影響
    植民地法の刻印
    社会主義法と「適法性」
    市場経済化・対外開放政策と法

第三章 「社会主義法」という法制度をどのように学ぶか
 1 憲法学とベトナム法研究―主権と人権をめぐって
 2 日本の社会主義法研究者たち―学び方

第四章 法整備支援にかかわるための力をつける
 1 勉強の仕方
    その国の言葉を学ぶ
    憲法を翻訳してみる
    歴史や政治に関する本を読む
    日本や欧米の法律学の成果を可能な限り詳細に理解する
 2 かかわり方
    実施する側と受ける側
    第三世代の若者たちへ
    人権問題の難しさ
    さまざまな国との連帯

おわりに―自分の頭で考えて法整備支援に取り組もう

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