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9784845115136 プロテストソング | ||
¥1,620 | ||
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【内容】 今という時代に届けたい〝抵抗の歌〟 谷川俊太郎と小室等による 詩と音楽のコラボレーション 「プロテストソング」全詩楽譜集 1978年に共作アルバム「プロテストソング」をリリース。 そして約40年の歳月を経て2017年に届けられた「プロテストソング2」。 そこで歌われるすべての詩と楽譜(解説付)を収録し、 今という時代をめぐって詩人とミュージシャンが語り合う。 戦争、天皇、詩、そしてプロテストとは? |
【目次】 希望について私は書きしるす 詩人の死 すきになると こどもとおとな その日 August6 死んだ男の残したものは おしっこ 死んでから 殺す 風と夢 しーん 黙って 木を植える クリフトンN.J 夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった3 小田実に なんにもしたくない 窓 泣けばいい 汽車と川 おまえが死んだあとで 一匹のカニ 今 別れてもいいんだ 芝生 対談「プロテストソング」 |
【おすすめ】 【谷川】 だからそれは…、つまり国家というものが性に合わないんですよ。 簡単に言えば、だからできるだけひとりで動きたい。 けれども国家がなければ自分は生きていけないわけだから、 税金さえ払っていればいいだろうっていうふうな意識がありますね。 【小室】 で、プラス、自分の動きの中で自分のために、世の中のためというより は自分のために、で、ひいては世の中のためになるようなことであれば、動けるところは動こう……。 【谷川】 そうですね。 【小室】 そういう俊太郎さんなんだけど、そうは言えども書かれた詩の中には、読み取ろうと思えば、相当量…、自分の…、なんていうんですか、詩的表現として第一の言いたいメッセージではないとしても、作品そのものがそういうメッセージ性を持っているものが、俊太郎さんのものの中にはいくつもある。 【谷川】 自分の生き方としてそうだから、つまり反社会的なんですよね、基本が。 【小室】 はい。 【谷川】 だからそういうのが出ちゃいますよね。 【小室】 俊太郎さん、絶対に人類がいる限り戦争はなくならないと思ってますよね。 【谷川】 はい、思ってます、はい。 そこから出発しなくちゃいけないと思っているんですよね。 「対談」より抜粋 |