本の特送便 梅書房 > > こんな樹木葬で眠りたい 自分も家族も幸せになれるお墓を求めて
9784845115501 こんな樹木葬で眠りたい 自分も家族も幸せになれるお墓を求めて | ||
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【内容】 ちょっと待った、日本の樹木葬! お墓選びが多様化する中、注目を集めている樹木葬。 けれど、日本ではその定義さえもあやふやで、社会のニーズに応えきれていないのが実情です。 自然豊かなこの国で、私たちはどんな樹木葬墓地を目指していくべきなのでしょうか。 各地の事例を挙げながら、樹木葬先進地ドイツで長年研究を続けてきた著者が、日本の現状と歩むべき道について提言します。 お墓の購入を検討している人、霊園関係者や林業関係者、また、自然環境の保護に携わる人にぜひ読んでほしい一冊です。 |
【目次】 はじめに 森がお墓になる 第1章 多様化する日本の樹木葬墓地 散骨と樹木葬との違い知勝院│里山がお墓になった日本で最初の樹木葬墓地 都市郊外にできた樹木葬墓地 女性たちのニーズに応えた「桜葬」 公営墓地での樹木葬のスタート│横浜市メモリアルグリーン 都心で人気が高まる都市型樹木葬墓地│東京都小平霊園 最近の都市型樹木葬墓地│札幌の都市型樹木葬、ばらと霊園と真駒内滝野霊園 全国への爆発的な普及と多様化する樹木葬のかたち 樹木葬墓地の四タイプ 社会的な関心事としての墓地問題 家族構造の変化とお墓の変化 自然葬としての樹木葬が人気のわけ 墓地を通して見えてくる社会 墓じまいブームの背景│油断しているとお墓がなくなる 無縁塔と似て非なる共同墓 地方でも広がる都市型樹木葬│北斗霊園と釧路陵墓公苑 高まる公営墓地の人気とその現状 無縁墳墓の増加とその対策として検討される合葬式共同墓 終活コミュニティー・墓友 森林利用型│やはり持続的な森林管理は難しい 環境保護団体による自然再生を目的とした樹木葬墓地│森の墓苑 第2章 海外の樹木葬墓地 ドイツ再訪 ドイツで最初の樹木葬墓地の誕生 森そのものをお墓にしたドイツの樹木葬墓地 ドイツの樹木葬墓地での葬儀 埋葬箇所の上を歩くのは嫌? 銀行家が始めた樹木葬運営会社フリードヴァルト ドイツで統一的な樹木葬墓地のかたち キリスト教との和解により既存の葬送文化と融合 ドイツの宗教観と自然観 ドイツの葬送文化の変化 樹木葬墓地が既存の墓地に与えた影響 共同墓の普及 なぜドイツでは森を使う樹木葬墓地が実現したか ドイツ全土に広がる樹木葬墓地 樹木葬運営の競合他社ルーエフォルストの出現 名物森林官の反乱│林業家のものになった樹木葬 地域のシンボル・観光地としての樹木葬墓地 「最も美しい埋葬林」アワードの設立 森林の多面的機能と樹木葬 直営樹木葬墓地の増加 温泉保養地のおしゃれな公営樹木葬墓地│テッラ・レウィス 旧東ドイツで遅れた樹木葬 民有林で樹木葬ができるからくり│貴族の森 王子様が管理する樹木葬墓地│フリーデヴァルト・コスヴィッヒ 百年前からあった森のお墓 世界遺産の森林墓地│ストックホルムのスクーグスシュルコゴーデン 森林官が暴露する樹木葬墓地の課題 進化する樹木葬墓地の森林管理ノウハウ ノウハウ蓄積に伴い進化する運営 第3章 日本の樹木葬墓地の課題とこれから 定義や理想的な姿が見えない日本の樹木葬 樹木葬をめぐるさまざまなトラブル 自然管理の難しさ 自然に対する理解が欠かせない 「理想の森」をつくるにはどうすればよいか 百年後も変わらない森林文化とは│鎮守の杜の可能性 理想の森づくりを実現する担い手 墓地空間としての樹木葬の課題 埋葬義務と遺骨の扱いについての課題 樹木葬墓地の二極化 墓地の「二〇二五年問題」 環境遺産としてのお墓 多様な人が共存できる墓地空間 都市への人口流出と墓地の都市集中という課題 日本は国土の七割を占める森林が活用できていない ふるさととしてのお墓 歴史と共存するまちのあり方の見直し 死のセーフティーネット 樹木葬墓地でまちおこし 日本の樹木葬のこれから |