本の特送便 梅書房 > > 障害の重い子どもの発達診断 基本と応用
9784863421936 障害の重い子どもの発達診断 基本と応用 | ||
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【内容】 「重症心身障害児」「重度・重複障害児」といわれる子どもたちを、行政施策上の概念であるその呼称ではなく、「障害の重い子ども」と表現する。障害とたたかいつつ、人間的な発達要求をもち、他者とともに幸福に生きることを願う、主体的な存在として理解するために。発達検査の手技、発達診断の視点の検討を通して、何がどのように見えるのか、何を見落とさず読み取るべきかを議論しよう。 |
【目次】 序 [寄稿]発達保障のための地域づくり 広島県東部地域での「発達診断研修会」の取り組み(青山みすず) 第Ⅰ部 障害の重い子どもの発達診断[基本編] 第1章 発達検査と発達診断の基本的な方法 1.障害と発達の区別と関連 2.具体的な発達検査と発達診断 第2章「みかけの重度」問題として提案した発達診断 1.難治性てんかんと重度の脳性マヒのある子ども 2.レット症候群のある子ども 3.道具的操作が未獲得でありながら 対比的認識を獲得しつつある知的障害の子ども 第Ⅱ部 重い機能障害のある子どもの発達診断[応用編] 第3章 生後4か月頃の「生後第1の新しい発達の原動力」の 発生における「発達の障害」 ─ウエスト症候群(点頭てんかん)・結節性硬化症 第4章 1歳半の発達の質的転換期における「発達の障害」 ─アンジェルマン症候群の初期発達 第5章 重症心身障害児と「みかけの重度」問題 第6章 機能的退行の背後にある精神発達 ─レット症候群 第7章 1歳半の発達の質的転換期と発達連関の特殊性 ─機能障害の重い自閉症終章 発達診断と教育実践のために |