カートの中身を見る

9784871541695 ＢＣＧと人体実験　その真相を究明する

¥2,160

美馬聰昭／著 あけび書房 「ＢＣＧと人体実験」出版委員会 2019年7月 社会／社会問題／医療問題 個数 0 1 2 3 4 5

お問合せ・ご注文 口コミを見る(0)

【内容】 著者は、集団予防接種による肝炎患者大量発生のメカニズムを解明し、肝炎患者集団訴訟全面勝利の中心人物となった著名な医師。 「ある報告書との出合いが、結核予防・ＢＣＧと人体実験のカラクリを解き明かした！ 満洲における背蔭河、平房、新京を結ぶ七三一部隊を超えた枠組み。東京帝大伝染病研究所の犯罪と戦後に続く人脈を追究した大労作！」　坂下明彦･北海道大学教授が推薦。 戦前・戦後の日本医療史の暗黒の部分に迫る。

【目次】 はじめに 第１章　国民病 結核 第２章　背蔭河での東郷部隊の実験 　東郷部隊 　人体実験の開始 　ツベルクリン反応検査について（第２報） 　ツベルクリン反応検査について（第１報） 　二木秀雄のインタビュー 　モルモットとＢＣＧ 　人とＢＣＧ 　背蔭河の大脱走事件 　結核の発病率と死亡率 第３章　日本脳炎の人体実験 第４章　第４性病（鼠径リンパ肉芽腫症）の研究 　実験医学雑誌の雑報 　実験動物は２～３歳の男の子 　癩菌の純培養 第５章　７３１部隊 　超音波処理ＢＣＧワクチン 　石井四郎の役割 第６章　満州国衛生技術廠 　田中正稔の自殺 　肺切除 　東大の博士論文 　癩病（ハンセン氏病）とＢＣＧの予防効果 　凍結乾燥の技術 　凍結乾燥ＢＣＧワクチン 第７章　日本学術振興会第８小委員会 　傍観していた結核問題 　第８小委員会の討議 第８章　伝染病研究所 　私立伝染病研究所 　内務省の伝染病研究所 　文部省の伝染病研究所 第９章　同仁会 第10章　国立予防衛生研究所 　国立予防衛生研究所（国立感染症研究所） 　野外実験 　ＢＣＧ騒動 おわりに 参考文献