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本の特送便 梅書房 > 沖縄 憲法の及ばぬ島で 記者たちは何をどう伝えたか
9784874986035 沖縄 憲法の及ばぬ島で 記者たちは何をどう伝えたか
沖縄 憲法の及ばぬ島で 記者たちは何をどう伝えたか
¥1,728   在庫有り
川端俊一/著
出版社名 高文研
出版年月 2016年9月
頁数・縦 271P 19cm

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【内容】

朝日新聞連載「新聞と9条―沖縄から」の単行本化!沖縄と「ヤマト」の隔たりは、なぜ今も消えることはないのか。振り返れば、日米両政府と沖縄の関係は詭弁と失望の連続だった。これまでに明らかになった数々の事実を、新聞報道の現場から証言する。

【目次】

はじめに

第一章 憲法の及ばぬ地
   *憲法記念日の制定
 *「復帰」へのうねり
 *「記念日」の表情
   *遠くの戦火
   *首相の訪問
 *改変された草稿
   *「沖縄防衛」すべきか
 *統治の理由
 *論調の隔たり
   *沖縄違憲訴訟
 *「基地の島」の被爆者
   *教育権返還
 *「日本の問題」

第二章 ベトナム戦争の影
   *未明の大音響
 *取材の不自由
   *「核」を追って
   *水爆パトロール
   *記者、ベトナムへ
 *「沖縄の解放を」
   *基地の中で……
 *基地内の反戦活動
   *告発された心理作戦

第三章 沖縄と「ヤマト」の乖離
   *「リベラル」の苦悶
 *「返還は受け入れられない」
   *9条との乖離
   *「核抜き」発言
 *「非核三原則」表明
   *基地を麻痺させる
   *北緯27度線にて
   *連載「沖縄報告」
   *「沖縄も一地方」
   *反復帰論
   *総理の密使
   *機密文書の存在
 *「核抜き」の意味
 *沖縄では……

第四章 「復帰」への道のり
 *化学兵器の真相
 *コザの夜
 *「憲法番外地」で
 *アメリカとの溝
 *防毒マスクの選択
 *ウチナーンチュとして
 *復帰の日
 *そして何処へ……
 *基地の維持が前提
 *「復帰」を受け入れた世論

第五章 見えざる障壁
 *移駐する自衛隊
   *高まる反対運動
 *県道104号線
   *人が基地を囲む
 *安保堅持、自衛隊合憲
 *日米外交を担う
 *「基地との共生、共存」

第六章 憲法からの「疎外」
 *少女暴行事件
   *地位協定の見直しは
 *代理署名拒否
   *戦火の記憶
 *普天間返還合意
   *移設「候補地」では
 *辺野古の海
   *沖縄バッシング
 *「逆格差論」の未来図
 *海兵隊駐留を問う
   *元外相の思い
   *そして辺野古
   *憲法と安保

  ・沖縄戦後史略年表
  ・人名索引

あとがき

【おすすめ】

過重な基地負担、何度も示された民意、公平・公正な手続きをとらない政府。この過酷な沖縄の現実に苦悩を重ねつつ、1960年代から今日まで、時代を駆け抜けた人々の動きを新聞報道の現場から綴る証言記録。貴重な証言写真など42点収録!

2015年10月から2016年2月にかけて、朝日新聞紙上で連載された「新聞と9条―沖縄から」を基にして、新たな取材とともに大幅に加筆・再構成して刊行。
戦後日本の「憲法」の意味を沖縄の人々の視座から見据え、日本にとって「沖縄とは何なのだろうか」と考える格好の一冊です。