本の特送便 梅書房 > > 国のために死ぬのはすばらしい? イスラエルからきたユダヤ人家具作家の平和論
9784874986073 国のために死ぬのはすばらしい? イスラエルからきたユダヤ人家具作家の平和論 | ||
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【内容】 なぜイスラエルは戦争という手段を捨てられないのか。なぜ日本は脱原発を選択できないのか。元イスラエル空軍兵士だった若者が来日して約40年、祖国と日本の平和な未来を築くための思索と活動の記録。 |
【目次】 はじめに Ⅰ部 イスラエル出身の私が日本で家具作家になった理由 1 移民国家イスラエル 2 「国のために死ぬのはすばらしい」──軍事国家イスラエルを支える愛国心教育 3 家族を覆う「戦争の影」 4 小学校の授業で書き換えられた地図 5 サバイバル訓練 6 入隊一年前に起きた第四次中東戦争 7 軍隊見学 8 戦闘機のパイロットになれなくて良かった…… 9 「退役旅」で日本へ 10 魔法の言葉「パンの耳」 11 アジア放浪 12 奇跡の〝出会い〟 Ⅱ 私はなぜ脱原発と平和を訴えるのか 1 「ものづくりの人」の使命 2 権威を疑うことが大切である 3 「正しい戦争」から目が覚めた!──二〇〇八年末のイスラエル軍によるガザ攻撃 4 私にとっての「3・11」 5 「3・11」で再び点灯した「五九メートル」の赤ランプ 6 「原発とめよう秩父人」を立ち上げる 7 「ちゃぶ台ナショナリズム」とのたたかい 8 戦闘機と戦車と無人機──本当にこの道しかないのだろうか? 9 戦争という手段を絶対に放棄しないイスラエル人 10 差別意識はどこから生まれるのか 11 国是(?)となった「世界の誰一人として私たちを批判する権利はない」 12 「ユダヤ人は頭が良い」は本当か? 13 読まれなかった同窓会へのメッセージ 14 「帰還不能点」に気づこう ■おわりに |
【おすすめ】 イスラエルの元空軍兵士だった著者が、退役後、バックパッカーとなってアジア諸国を放浪の旅に出た。以来40年近くを日本で暮らしている。 家具作家の著者は、「世の中を良くすることも物づくりをする人間の使命である」という信条をもち、戦乱の絶えない祖国イスラエルを批判、「3.11」後の日本で脱原発の道を進むことを願い、活動をつづけている。 本書は2部構成で、第1部は「イスラエル出身の私が日本で家具作家になった理由」として、著者の生い立ち、イスラエルの愛国心教育、軍隊経験を中心に、日本に根を下ろすまでを描いた。 第2部は「私はなぜ脱原発と平和を訴えるのか」として、本業の家具製作のかたわら、平和運動・脱原発の活動を通して仲間と出会い、イスラエルと日本のより良い未来のための提言をまとめた。 |