本の特送便 梅書房 > > 日本ナショナリズムの歴史 Ⅰ 「神国思想」の展開と明治維新
9784874986219 日本ナショナリズムの歴史 Ⅰ 「神国思想」の展開と明治維新 | ||
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【内容】 「神話史観」にもとづく日本「神国」ナショナリズムは、アジア太平洋戦争での敗戦とともに消滅したはずだった。 だが戦後72年をかけ、日本ナショナリズムはよみがえり、今や政界の主流を占め、「憲法改正」までが日程に上る。 なんで、こうなってしまったのか―?! 日本ナショナリズムの源流から、その形成、確立、崩壊そして復活まで―を通して叙述した初めてのシリーズ全4巻! |
【目次】 Ⅰ 日本ナショナリズムの源流 1 本居宣長の「異様な」中国批判 2 古事記・神代の巻を読む 3 宣長による民族的アイデンティティーの目覚め Ⅱ 国学と水戸学にみる初期ナショナリズム 1「異国船」の来航と危機意識の深まり 2「国学」の日本像と天皇像 3「水戸学」の神国論と国防論 Ⅲ 日本史の中の天皇制 ―天皇制はどうしてかくも長く存続できたのか 1 古代――天皇が統治者だった時代 2 摂関政治と院政時代の天皇 3 鎌倉・室町・戦国時代の武家と天皇 4 江戸時代の幕府と天皇 5 幕府が天皇家を必要とした二つの理由 Ⅳ 幕末の動乱と天皇(制)復権への道 1 光格天皇の登場と「尊王」意識の高まり 2 ペリー艦隊来航から開国まで 3 天皇復権への六つの段階(ステップ) 4 「神国ナショナリズム」の成立 |
【おすすめ】 ◎本書は例えばこんな「問いかけ」に応える形で叙述されています ◆日本ナショナリズムの源流は、どこに求められるか? ◆天皇制は、日本ナショナリズムと、どんな関わりがあるのか? ◆その天皇制は「武家の時代」7百年をどう生きぬいてきたのか? ◆幕末、政治的に無力だった天皇制が、どんなプロセスをへて復権できたのか? ◆大久保利通や木戸孝允ら維新の主役たちはなぜ「神権天皇制」を欲したのか? ◆自由民権運動は、ナショナリズムをどうとらえていたか? ◆日本「軍国主義」はいつ、どのようにして生まれ、妖怪化していったのか? ◆「超国家主義」の教育は、どんな人間像をつくり出していったか? ◆敗戦により「神格」を否定し「人間」となった天皇を、民衆はどう迎えたか? ◆現在に至る「日の丸」「君が代」問題は、いつ、どのように始まったのか? |