本の特送便 梅書房 > > 地域を生きる子どもと教師 「川の学び」がひらいた生き方と生活世界
9784874986318 地域を生きる子どもと教師 「川の学び」がひらいた生き方と生活世界 | ||
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【内容】 今、学校は過剰に忙しくなっている。教育内容も画一化が進行している。 企業に喜ばれるスキルを身に付けるという経済の視点が、強く学校教育に降りかかっている。 そんなときこそ、地域に出ることで、学校を見直し、授業を見直すことができた。生きた現実を地域から学ぶ。 近所の川であったり、畑の野菜であったり、商店街のなかで息づくモノ・人と交わることで自分の中に眠っていたものを呼び起こす、生きる知識を得る授業実践。 学校が息苦しくなっている今、ぜひお読みいただきたい一冊! |
【目次】 1部 学びの扉を拓く 1.川の学び(序)―子ども参加が私の実践を変える (1)授業づくりの転機 (2)体感していることを授業に結び付ける (3)ディベート「今と昔はどっちがいい?」から (4)この地域は、昔と比べて自然破壊がすすんでいるか? (5)山の木調べ (6)再ディベート「広葉樹林VS 杉山」 (7)おわりに 2部 子どもの夢をのせた学びの始まり 1.われら2の1やさい探偵団 (1)「キレる」子、いっぱい (2)やさい探偵団発足まで (3)探偵団活動始まる (4)探偵団―その後 (5)探偵団―まっこへの苦情 (6)探偵団から学級へのメッセージ (7)畑の何が低学年の子を魅了するのか 2.子どもたちってどんな学びを求めているの─たまごから見える世界― (1)目が離せない学級 (2)たー君からの出発 (3)じゅんにこうた、そしてたー君をつなぐものは (4)たまご比べ (5)3つの飼い方比較 (6)ヒヨコを飼う障壁―見事こえられるか (7)麻生さんAさん、だいじょうぶ? (8)その後 3部 地域、川と語り合い続ける子どもたち 1.川の学び(1)─川との語らい─ (1)変わりゆく地域と子ども (2)投げ石 (3)放課後の変化 (4)私の授業構想 (5)昔の川と魚たち (6)魚はなぜ少なくなった? (7)なぜコンクリート護岸なのか (8)川救出大作戦会議に向けて (9)その後 2.川の学び(1)から10年―卒業生の言葉 (1)はじめに (2)えみからの手紙 (3)けいしからの手紙 (4)カズ君との対話 4部 失われた関係と学びを取り返す 1.緊張した女子の関係をひらく対話 (1)4人グループへの接近 (2)夢は架け橋 (3)リカへの接近 (4)友達探しへの旅 2.川の学び(2)─飛ばない鳥たち (1)キャピキャピ少女とパーフェクト少女 (2)学びの見通し 学習の見通し (3)ディベートを通して川を深く知る (4)私の知らない私とあなた (5)教師の介入 それから 5部 荒れ地を耕し種をまく 1.荒くれどもと学びを創る (1)荒くれどもに対する学びの方針 (2)いっぱいつくりたい! いっぱい食いたい! (3)トマトハウス (4)畑でパクリ! (5)事件 (6)テーマのある学習へと 2.あたり前の生活をつくる (1)はじめに (2)「野菜をつくらないか」からの発信 (3)いよいよ畑づくり (4)マルチはりと定植その後 (5)アクシデントが子どもを変える (6)まとめ (7)このあと 1.中野実践の位置 竹内常一 2.解説 山田 綾 |
【おすすめ】 「川の学び」は、何を目指し、何を切りひらいたのか?地域・生活から学びながら、現代という時代にどんな視点をもって生きていくことが地域を生かし、生活を豊かにし、ハッピーな人生を歩むことにつながるのか!そこで、教師には何ができるのか!?そのことを強く意識した学びの展開がもとめられている。 |