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本の特送便 梅書房 > 日本ナショナリズムの歴史 Ⅲ 「神話史観」の全面展開と軍国主義
9784874986370 日本ナショナリズムの歴史 Ⅲ 「神話史観」の全面展開と軍国主義
日本ナショナリズムの歴史 Ⅲ 「神話史観」の全面展開と軍国主義
¥3,024   在庫有り
梅田正己/著
高文研
2017年10月
人文/日本史/日本史一般


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【内容】

昭和に入り、テロとクーデター、関東軍による満州事変への突入をへた昭和9年、陸軍は「軍国主義宣言」ともいうべき政治文書『陸軍パンフレット』を発表、次いで「国体明徴」運動を巻き起こす。

一方、文部省はそれに呼応して『国体の本義』を発行、全国の中等学校生徒に「忠君愛国」の思想を吹き込む。そして遂に日本は国力を無視した「無謀な戦争」へと突き進んでいった――。

この国を神話史観にもとづく「神国ナショナリズム」が席巻していった過程を具体的な史料を提示しながらリアルに解き明かす!

【目次】

Ⅶ 神国ナショナリズムと軍国主義日本

 1 日清戦争から満州事変まで
 2 軍による〝軍国主義〟宣言『陸軍パンフレット』
 3 美濃部博士バッシングから「国体明徴」運動へ
 4 文部省『国体の本義』の神話史観
 5 矢内原忠雄教授を東大から追放したもの
 6 国家総動員法と津田左右吉「神話研究」の抹殺
 7 日本軍国主義思想の極点
    ――文部省『臣民の道』と陸軍省『戦陣訓』
 8 国民学校(旧小学校)をつらぬいた教育思想
 9 軍国主義がつくりあげた人間像


Ⅷ 大日本帝国の崩壊と天皇制のゆくえ

 1 対米英戦争の緒戦と結末
 2 敗戦で問われた天皇制
 3 「神権天皇」から「象徴天皇」へ
 4 「人間宣言」と全国巡幸

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