本の特送便 梅書房 > > 暴力を受けていい人はひとりもいない
9784874986646 暴力を受けていい人はひとりもいない | ||
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【内容】 CAPとはChild Assault Prevention=子どもへの暴力防止のための教育プログラムです。子どもに対する虐待・いじめはもちろん、恋人間で起こる「デートDV」がいま中高生の間で深刻な影を落としています。実に3組に1組の割合でデートDVは起きています。 学校、教師がなかなか把握出来ないこの「デートDV」。著者は20年間、延べ20万人の子ども達と丁寧に向き合い、被害者、加害者双方に寄り添ってきました。この国で実感することが乏しい「人権」。子どもたちが自身の人権に気づいてこそ他者を大切に思うことができることを訴え続けてきた著者の言葉をまとめました。 |
【目次】 はじめに Ⅰ CAP(子どもへの暴力防止)のなかで学んだ 子どもたちの生きる力 ◆子どもにアドバイスはいらない ◆いじめられていい人はひとりもいない ◆決して子どもたちを怖がらせない ◆対等なおとな ◆なっちゃいけない気持ちはない ◆権利とは生きていくためになくてはならないこと ◆権利を守るためにできることを考える ◆トークタイムで話す子どもたちのつぶやき ◎家に誰もいない不安──小4男子 ◎気持ちを吐き出したら笑顔に──小3男子 ◎親を心配させたくないから話せない子──小5男子 ◎加害に気づいた子──小4女子 ◎自分が大切な存在であることに気づく子──小3男子 Ⅱ 暴力を受けずに生きる権利 ──デートDV予防活動で伝えたいこと ◆「デートDV」との出会い ◆初めてのデートDV予防ワークショップ ◆コンパスで手を傷つけている女子生徒 ◆デートDVは起きていた ◆学校現場と専門機関の顔の見える繋がりをつくる ◆デートDV一一〇番の開設 ◆デートDVの構造を理解する ◆あなたは決して悪くない ◆子どもたちのつぶやきを聴く ◆ワークショップは初めが肝心 ◆呼ばれたい名前──人権を伝える第一歩 ◆暴力は殴る・蹴るだけでない ◆暴力を受けずに生きる権利 ◆自分で自分を大切にしているとき ◆「気持ち」は心のサイン ◆対等な関係 ◆「ありがとう」「ごめんね」 Ⅲ Personal is political(個人的なことは政治的なこと)を 胸に刻んで ◆CAPスペシャリストになる ◆Personal is political(個人的なことは政治的なこと) ◆「デートDV」を社会を変えるキーワードにしたい ◆「デートDV防止全国ネットワーク」の設立 ◆人と人とが対等で、お互いの違いを大切にしあうことができる社会を ◎エンパワメント ◎人と人とのつながり ◎人 権 暴力に対してできること=非暴力で身を守る ──「あとがき」にかえて |
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