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9784874986721 日本人の明治観をただす | ||
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【内容】 近隣諸国との真の友好関係を築く第一歩は、日本帝国の朝鮮に対する侵略をどのように進めていったかを知ることです。 現代の日本人の間に深く浸透している「栄光の明治」観──日清・日露戦争に勝利して「一等国」にのぼりつめる物語ですが、国内においてはアイヌや琉球の人々を臣民化し、台湾・朝鮮を植民地として併合する帝国主義国家が誕生する道のりでもありました。 本書は、日清・日露戦争の主眼は朝鮮支配にあるとし、その具体的な事実を日本軍による不法行為と戦史の改ざんを示す史料で明らかにしました。 |
【目次】 ──目次 はじめに──この本の目的 序 「世界史のなかの近代日本」、そして「明治」という時代 Ⅰ 近代日本の基礎をつくった「明治」 1 近代日本のもっとも基本的な事実、「明治の本質」とはなにか 2 朝鮮へのはじめての武力攻撃──江華島事件 3 歴史の改竄は朝鮮侵略の第一歩から 4 日朝修好条規の締結 5 「神功皇后の朝鮮征伐」──古代から近代までを貫く征服神話 Ⅱ 日清・日露戦争と朝鮮侵略 1 日清戦史で隠蔽されてきた朝鮮農民との戦争 2 日清戦争の実態①──朝鮮王宮占領 3 日清戦争の実態②──日本軍最初のジェノサイド作戦 4 日露戦争の戦争目的は《韓国の保全》だった? 5 日露戦争の実態──韓国の主権侵害 6 この新興の「日本帝国」を植民地の人びとはどう見ていたのか Ⅲ 頽廃する明治──戦史の偽造/偏見の増幅/狡知の馴れ 1 軍部による「戦史」の偽造 2 朝鮮への偏見の増幅──旗を振った知識人 3 朝鮮の制圧と「日本国の頽廃」 Ⅳ 未来を切り拓くための歴史認識── 事実に向き合い日本の近代を再考しよう |
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