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9784874986899 「西郷隆盛」を子どもにどう教えるか | ||
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【内容】 西郷隆盛は歴史上の英雄の中でも特に人気の高い人物です。 2018年の大河ドラマ『西郷どん』では維新の立役者、愛溢れる指導者として描かれました。 のちに維新政府に反乱軍を率いたとして国賊となりますが、大日本国憲法発布の際、恩赦となります。 その西郷がいまや小学校の道徳教科書に「偉人」と紹介され子どもたちの「お手本」となっています。 一方で、西郷を「偉人」ととらえない人もいます。西郷が行った奄美の人々に対する過酷な収奪や征韓論をめぐって、評価が分かれています。 評価が難しい西郷隆盛を授業でどう扱うか? 神格化が浸透している地元鹿児島の社会科教師がさまざまな角度から西郷像を検討します。 |
【目次】 1 西郷隆盛の“聖地”を歩く 2 奄美と西郷 3 征韓論と遣韓論の間で揺れる西郷像 4 西南戦争の大義名分は「西郷暗殺計画」だった 5 民衆の側からみた西南戦争 6 「西郷隆盛」を子どもにどう教えるか |
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