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9784881340950 自閉症の理解と発達保障 | ||
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【目次】 ○はじめに 奥住秀之 ○第1部 自閉症研究のこれまでとこれから 黒田吉孝(滋賀大学) 自閉症理解において留意したいこと 自閉症研究の変遷とその特徴 自閉症の障害理解の視点 自閉症の障害理解の深まりと研究の新たな展開を期待して ○第2部 自閉症の理解と指導法の課題 第1章 自閉症の心理学理論と発達的理解 木下孝司(神戸大学) 自閉症をめぐる論争の背後にあるもの 自閉症を発達的に理解する 自閉症の心理学的仮説 自閉症の発達研究の課題 第2章 自閉症児者の「問題行動」と内面理解 別府哲(岐阜大学) 「問題行動」は「誰にとって」の「問題行動」なのか 「問題行動」は発達要求のあらわれ 子どもに尋ねる 内面理解と発達的理解 内面理解と人間観、教育的呼応の営み ○第3部 自閉症の学齢・学校教育における指導・支援 第1章 自閉症と学校教育の課題 三木裕和(鳥取大学) 自閉症の内面理解 自閉症と教育の原理 第2章 障害児学校の自閉症をめぐる課題と教育実践 妹尾豊広(特別支援学校教員) 自閉症児の教育で大切にしたいこと 特別支援教育時代に問われる自閉症教育 障害に応ずることから障害に配慮することへ 第3章 通常学級の自閉症をめぐる課題と教育実践 奥住秀之(東京学芸大学) 通常学級で学ぶ自閉症児と発達障害 通常学級の自閉症児の示す困難の例 通常学級の自閉症児支援の3つのキーワード 連携の重要性 通級を利用する自閉症児 発達と機能連関 通級学級での教育をもっと豊かにするために ○第4部 自閉症の乳幼児期・成人期における指導・支援 第1章 乳幼児期の自閉症と保育・療育の課題 小渕隆司(北海道教育大学釧路校) 乳幼児期の自閉症とその基本症状 自閉症児の保育・療育観の変遷と保育・療育の目的 乳幼児期の自閉症の保育・療育実践と今後の課題 共に子どもを育てる存在としてつながる援助 第2章 青年・成人期自閉症者の発達保障 白石惠理子(滋賀大学) ○○プログラム、△△療法だけが「専門性」ではない 発達保障について 思春期から成人期へ 自分への評価を鋭く感じてしまうからこそ 思春期は「問題なく」すぎたけれども 労働を考える 労働を通して、自分の歴史をつくる なかまのなかで自分らしく 職員集団として、語り合う ○第5部 自閉症と発達保障をめぐる課題 白石正久(龍谷大学) 発達保障の理念の誕生とふたつの実践 自閉症によって生成する発達障害の仮説 発達保障の実践に求められるもの ○おわりに 白石正久 |